「神棚のお供え物を取り替えていたら、榊の辺りにこんな黒い”実”らしきものが落ちているんやけどなにやろう」…って見せられたのが…。

これです⤵。よ~く見ると、榊の”実”ではないし、”実”がなる季節でもないし。
大きさと質感は金魚の餌によく似ているけれど、神棚に金魚⁈はいないし。
で、今までの飼育経験からはじき出した答えは、幼虫の”糞”に類似しているゾッ!
早速、「葉っぱに幼虫ようらへんか見てくれっ…‼」

よ~く観察してもらったら、案の定「今まで見たこともない変な物がくっ付いてるわっ…」て。
それが、これ⤵。
まったく異次元の形をしているので背筋がゾクッ。写真を撮ってネットで画像を検索すれば、”クロスジイラガ”と言う蛾の幼虫と判明。
全然幼虫らしくない姿にもう一度、皆でビックリです。(葉も綺麗にまあ~るくかじっているのが判ります。)

神棚にまだ居ると恐ろしいので恐々覗くと…幼虫はいないけど辺りに糞が転がっている。葉からは落ちていないようで他に仲間はいなくて、一安心。

榊には、他に個体がくっついて居ないか慎重に、綺麗に洗って…。(いませんでした。)

元の位置に鎮座していただきました。

この榊は、山間で自生している物を仕入れたものです。市販の榊はこんな心配はいらないでしょう。
おかげで、未知の生物に出会えることが出来ました。越冬するために丈夫な鎧を持つ幼虫の生命力と、右側の榊には何かが宿る迷信もあるようで、驚きです。
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