剪定前は枝葉が混みあって、徒長枝が何本か伸び放題の写真がこれです。

剪定に取り掛かって数日が経過。
最終日は途中、雨に降られ、夕方の曇り空がバックですが、奥の電柱が見えるまで透かすことができました。

作業は、まず、剪定の時期と方法を知るために、この木の正式な名称を調べることから始めました。
葉の形、並び方や…。

木肌の状態と色などから検索…すると、”モッコク(木斛)”であることがわかりました。
ツバキ科の常緑樹で、江戸時代から「庭木の王様」と言われ、和風庭園の七名木の中のひとつ。
剪定の時期は、初夏と秋口で、花が散る6〜7月、木が休眠時期に入る11〜12月の年2回が目安らしいことから、今はもう1月下旬。なので、少し慌てて行いました。

去年までは、剪定時期は特に意識せずに、冬の間で電気バリカンを使用して伸びた分を”刈り込み剪定”していました。
よって、枝葉が密集している箇所は日当たりが悪いせいか枯枝が隠れていたり、風通しが悪いためか”すす病”の兆候がみられ、土塀の瓦が汚れています。
今回は、これらを取り除きながら手ばさみで丁寧に作業をしました。

上部の枝から下へ順番に進めていきます。
剪定の方法は、樹形を保ちつつ剪定を行う”透かし剪定”たる仕事を、素人ながら進めていきました。

作業に取り掛かる前の状況です。

作業の途中です。

軽トラに1杯の剪定枝が出ました。

粉砕して堆肥化します。
剪定作業は、まだ、始まったばかりです。この他の庭木や畑の柿なども、順番を待っていますから…。
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