オイル交換時にやり残していたラジエーター液の交換をしました。

ラジエーター液は、数年前から倉庫に眠っている物を使おうと見当を付けていました。保管状態が良ければ古くても使えるようです。

どちらも製造年月日は明記されていませんが古河薬品工業株式会社製で、値段シールには”14-12″の印字があります。おそらく2014年12月でしょうか。

つぎに、”赤”と”緑”のどちらを使うかが問題です。容器を見比べましたが、色の違い以外には記載の内容に違いはありません。どうも、”赤”は自動車等に、”緑”はそれ以外の農業機械等のようです。既に入っているラジエーター液の色をドレンコックを緩めて少しだけ出して確認したところ、”緑”でしたのでこの色で交換をしていきました。ちなみに、混ぜ合わせて使用しても効果に影響はないようですが、”黒”色になって液漏れなどの発見がしにくくなるそうですので、できればやめておくべきでしょう。

では、ラジエーター液は今ある量で大丈夫なのでしょうか?秤で軽量したところ容器込みで1.3kgでした。配合率は容器のッケージに表示されています。配合率は最低が30%で、濃くても60%以下。我が町の過去最低気温は-15℃にはなりませんので、30%あれば大丈夫でしょう。

続いて、トラクターのラジエーター容量が判りませんので把握することにします。まず、液がスムーズにでるようにラジエーターキャップを外します。

ドレンコックはこの場所にある白い樹脂製のものですが、硬く締まっていて割れないか心配でしたが無事緩めることができました。

バケツに排出します。

約3.5ℓですので、”緑”容器を全量入れることにします。

その前に、ラジエーター内を水道水で洗浄します。

ラジエーター液を注入します。ここからは、作業はスムーズに進みました。

水道水を注ぎ込みます。

ほぼ満量でホースを抜いてラジエーターキャップを締め付けした後…

エンジン内にラジエーター液を行き渡せるために、一旦、エンジンをかけてアイドリングをしばらくします。

少し減量しますので、補充すれば…

…作業は完了です。

廃液は、農機具店に持ち込んで処分をお願いしました。

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